2025年3月22日(土)・23日(日)に開催された「伝統の枠を超える」は、書道の新たな価値を探る貴重な場となりました。本イベントでは、書が単なる美的表現にとどまらず、ビジネスや社会課題の解決に寄与する可能性に光を当て、企業経営者やアート関係者など、多岐にわたる分野の来場者に新たな視点を提供しました。本レポートでは、各プログラムの詳細と、参加者の反響を振り返ります。


ーオープニングカンファレンス概要ー
日時:Day1 2025年3月22日(土)Open16:00 Close21:00
Day2 2025年3月23日(日)Open11:00 Close 18:00
会場:Aqspace(東京都港区北青山3丁目6-19 バイナリー北青山2F)
来場者:企業経営者、アート関係者、書道愛好家など
ープログラム
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① 書の展示販売(ECサイト「御(ON)」出品作品)について
会場では、11名の現代を生きる書家による作品が一堂に展示。書家 小林勇輝による、空間を活かしたインスタレーションが披露され、書を纏った空間を演出。従来の書道展とは異なり、それぞれの書家の持つ個性のひかる展示となりました。書が持つ可能性を改めて認識する機会となりました。作品は引き続き御サイト内で購入することができます。
小林勇輝による、作家11名を表したインスタレーション作品
② 書家×プロジェクトオーナーとのトークセッション
22日16:00からは、4名の書家とプロジェクトオーナーが登壇し、それぞれの視点から「書の新たな可能性」について語り合いました。
ートークテーマー
・“書”との出会い。それぞれのきっかけ
・目指すべき書道家像
・「書の売買」に対する考え/あるべき姿
・今回展示している作品を選んだ/改めて書いた 理由
書家が作品に込めた思いや制作背景を語る中で、プロジェクトオーナーとの書の未来の構築に関するビジョン共有など、来場者にとっても示唆に富む内容となりました。
書家の生の声を聞ける機会に、来場者の皆さまには大変好評をいただきました。
③ 書×ビジネス×社会課題を考えるトークセッション
22日19:00からは、ウェルビーイングの専門家である、前野隆司氏を招いたトークセッションが開催されました。本セッションでは、幸福学・ビジネス・書家の各分野からのそれぞれの視点からトークがなされ、大変貴重な時間となりました。
ートークテーマー
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“書”との出会い。それぞれのきっかけ
・人が、書を書くこと、書を見ること、書を保有すること、書について考えを深めること。それぞれの関わりが与える、幸福学価値について考える
・書が必要とされる世界線と、今の世界のGAP
・書の課題。作品、書家、歴史や、現在の立ち位置における、課題とは
・今、書を書くとしたら、何を書くか。何を届けたいか
・御というプロジェクトについて、期待すること、解決して欲しいこと
書の持つ力が多方面で活用できることが改めて浮き彫りになりました。
斉藤圭祐/山本恭平/前野隆司/村松歩実
ー参加者の声・反響ー
イベント終了後、来場者からは多くの感想が寄せられました。
・「書道の概念が覆された。ビジネスの場でも活用できる可能性を強く感じた」
・「トークセッションが刺激的だった。良い空間と時間を過ごすことができた」
・「今までにない書の展示を見た」
また、書家同士の共感、共鳴が大変印象的でした。
ー 今後の展望ー
今回のイベントを通じて、書の持つ力が単なる芸術的表現にとどまらず、ビジネスや社会との接点を持ち得ることが明らかになりました。今後は、ECサイトでの作品販売の継続や、書を取り入れたビジネスプロジェクトの推進、さらに次回イベントの企画など、新たな取り組みを展開していく予定です。
最後に、ご来場いただいた皆様、ご協力いただいた関係者の皆様に心より感謝申し上げます。書の可能性を追求し、より多くの方にその魅力を伝える活動を今後も続けてまいります。