







奔濤
【SIZE】H1920mm×W860mm×D28mm(軸径)(作品部分の大きさH1380mm×W700mm) 【WEIGHT】1000g 【作品材料】昭和40年代和墨 画仙紙 【作品ストーリー】 端的に激しい波を表現するなら、紙に筆を叩きつけ、墨を撒き散らせば十分である。 まず注目すべきは、古い墨が用いられている部分だ。これにより、実際に筆が通った部分と、滲んだ部分の差異が現れる。 筆順を辿ってみれば、時に激しく、時に軽やかに、不定ながらも自在なリズムで筆が躍動しているのが見て取れる。 文字に目をやると、奔は行書、濤は草書と違う書体であるが、違和感なく融和されている。字形は上部が大きく、やや左傾している。これは宋代の米芾にも見られる、品格を感じさせる字形だ。一見不安定に見えながらも、絶妙にバランスを取っている。 現代的な情感が、しっかりとした土台に支えられて表出した作品と言えよう。
【作品のポイント】 |
これぞ書。文字の美しさももちろん、墨の滲みや余白の美しさが素晴らしい作品です。力強さと繊細さ。どちらも感じることができ、書を楽しめる作品です。
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